京都の冬が寒い原因って?詳しく解説します!

不動産コラム

京都は風情ある街並みで「1度は住んでみたい」「歴史を学ぶことができる」など、さまざまな魅力のある地域ですが、京都の気候が特徴的なのはご存知でしょうか。
そこで今回は、京都の季節の詳細と京都の冬が寒い原因について解説します。

□京都の季節の詳細とは?

・京都の春
京都の春は、昼夜の寒暖差が激しいことで知られています。
1日のうち、温度差が15度以上になることも少なくありません。

3月と4月の気温は、一般的に最高気温が15〜20度程度、最低気温が0〜5度程度になることが多いのです。

春は、花見や観光客でたくさんの人が訪れるため、外にいると暖かく感じますが、夜になると急に気温が下がることもめずらしくありません。

そのため、昼間が暖かい場合でも夜のために羽織るものを準備しておくとよいでしょう。

・京都の夏
京都の夏は、湿度が高く、気温以上に暑く感じることがあります。
山に囲まれた盆地ではフェーン現象の影響により、気温が上がります。

また、湿気が抜けにくく、夜もじめじめとした状態になることが多いです。
7月は、祇園祭が開催される時期でもあり長時間外にいると、熱中症の危険性もあり、注意が必要となります。

・京都の秋
京都の秋は、紅葉の時期でたくさんの観光客が訪れます。そのため、体感温度は高めになりますが、春と同様に昼夜の寒暖差が激しいことで知られています。

特に夜は冷えるため、羽織るものを準備しておく必要があります。

・京都の冬
​​京都の冬は、気温以上に寒く感じます。湿度が低く、空気の乾燥により体感温度も低くなるためです。

放射冷却現象が発生することも多く、夜から明け方にかけて、気温が急激に下がる場合もあるため、注意が必要です。
特に地表近くは、底冷えすることがあるでしょう。

□京都の冬が寒い原因とは?

京都の近くの大阪と比較すると、最高気温はほとんど変わりません。
しかし、最低気温になると、一般的に京都の方が2度前後低くなります。

前述したとおり、京都は盆地という地形により、昼夜の寒暖差が激しいことが大きな理由です。

夏は、フェーン現象の影響により、気温が上がり、冬は湿度が低く、空気の乾燥により、体感温度も低くなるのです。

したがって、日中は暖かくても夜は気温が急激に下がることも多く、風邪などの体調不良に注意しなければなりません。

□まとめ

京都の春と秋は、昼夜の寒暖差が激しく、夜は冷えるため、羽織るものを準備しておくとよいでしょう。
夏はフェーン現象の影響により、気温が上がり、冬は湿度が低く、空気の乾燥により体感温度が低くなります。
また、真冬には、放射冷却現象が発生することも多く、夜から明け方にかけて、気温が急激に下がる場合もあるため、注意が必要です。