家を仲介で売却する場合に、仲介手数料がどれくらいかかるのかをご存じでしょうか。
不動産売却で最も割合の高い費用が仲介手数料です。
費用も高いため、仲介手数料がどういった費用なのかを知っておくと納得して支払えるでしょう。
そこで今回は、仲介手数料に関する情報とどれくらいかかるのかをお伝えします。
□家を売却する時に発生する仲介手数料とは？
不動産取引における仲介手数料は、売買契約の成立時に不動産会社に支払う報酬です。
不動産会社は仲介手数料を通じて利益を得ますが、これが不動産売買の仲介における主な収入源となります。
＊仲介業務の例
不動産会社が実際に行っている仲介業務には、以下のような例があります。
・不動産売却に関する適切なアドバイスの提供
・チラシや広告の作成、不動産情報サイトへの掲載
・購入を検討している人への物件案内の実施
・不動産売却条件の交渉や契約手続きのサポート
これらの業務を通じて、不動産会社は売買契約の円滑な成立を支援し、売主と買主の双方にとって利益を最大化する役割を果たしています。
＊支払うタイミング
仲介手数料は、売買契約が成立した時点で確定し、支払いは売買契約完了時と物件引き渡し時の2回に分けて行われます。
□仲介手数料はどれくらいかかるのか？
不動産仲介会社によって設定される仲介手数料は自由ですが、法律で上限が定められています。
仲介手数料の計算方法と具体的な例をご紹介します。
仲介手数料は、売買価格に応じた税率が適用されます。
以下は2000万円の場合の計算例です。
・200万円以下の部分は5パーセントの税率が適用されます。
・200万円から400万円以下の部分は4パーセントの税率が適用されます。
・400万円を超える部分は3パーセントの税率が適用されます。
したがって、2000万円の場合、手数料は以下のように計算されます。
・200万円×5パーセント = 10万円
・200万円×4パーセント = 8万円
・1600万円×3パーセント = 48万円
これらを合計すると、仲介手数料は66万円となります。
なお、この金額には税金も含まれます。
□まとめ
不動産を仲介によって売却する時には仲介手数料が発生します。
この仲介手数料は売却活動をスムーズに進めるために重要な役割を担います。
ただし、不動産売却で必要な費用の多くの割合を占めることから、仲介手数料の求め方について知っておくことをおすすめします。
当社は不動産売却に対応するため、お気軽にご相談ください。
