「敷地内に井戸があるけれど、売れるのかな」
「井戸を解体してから売るべきなのかな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、敷地内に井戸がある土地は売却できるのかと、井戸の解体費用について解説します。
土地の売却をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
□敷地内に井戸がある土地は売却できるのか
敷地内に井戸がある土地をお持ちの方もいらっしゃると思います。
このまま売却しても良いのかとお悩みの方も多いでしょう。
結論、敷地内に井戸がある土地でも売却可能です。
売却方法には、以下の2種類が挙げられます。
1つ目は、井戸をそのまま残した状態で売却することです。
2つ目は、井戸を埋め戻してから売却することです。
この2つの中でおすすめなのが、2つ目の井戸を埋め戻してから売却する方法です。
井戸がある状態ですと、どうしても買主にとっての懸念点となってしまう恐れがあるからです。
「井戸を利用したい」という購入希望者がいない限り、井戸を埋め戻してから売却する方が賢明と言えるでしょう。
ただし、埋め戻した場合、買主にその旨をしっかりと伝える必要があります。
井戸を埋め戻したという事実を伝えないと、隠れた瑕疵があったとみなされてしまう恐れがあります。
そのため、いつ、どこを埋め立てたのかを買主にしっかりと伝えることを覚えておきましょう。
□井戸の解体費用について
では、井戸の解体費用はいくらかかるのでしょうか。
井戸1つを解体するにあたり、必要な費用は10万円前後でしょう。
ただし、こちらは井戸の深さや土地の状況等によっても左右されますので、あくまでも目安と捉えておいていただけると幸いです。
加えてお祓いなどを行う場合は、別途1〜3万円ほど必要になるでしょう。
また、土地に井戸があるということを知らないまま土地を売却される方も中にはいらっしゃいます。
建設工事中や土地を更地にする状態で井戸があることが分かった場合、追加費用が生じる恐れがあります。
追加費用としては、およそ5万円でしょう。
こちらも目安として捉えておいていただけると幸いです。
以上が井戸の解体費用についてでした。
□まとめ
今回は、敷地内に井戸がある土地は売却できるのかと、井戸の解体費用について解説しました。
敷地内に井戸がある土地でも売却可能ですが、井戸を解体してから売却することをおすすめします。
解体費用はおよそ10万円前後ですが、費用は状況によって異なりますので、詳しく知りたいという方はぜひお問い合わせください。
