実家を売却する時の注意点とは?売却する時の手順についてご紹介します!

実家を売却する際はどのような手順で進めれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
また、売却する上でどんなことに注意すれば良いのでしょうか。
手順と注意点を知っておくことで実家の売却をスムーズに進められるでしょう。
そこで今回は実家を売却する時の手順と注意点についてご紹介します。

□実家を売却する時の手順とは?

実家を売却する時の手順を押さえておくことで、適切なタイミングで売却できます。

1.遺言書の確認や名義変更など、売却の準備を整えます
2.実家の価格査定を行い、不動産会社を選定します
3.選んだ不動産会社に必要な書類を提出します
4.不動産会社に仲介を依頼し、媒介契約を締結します
5.広告や内覧など、実家の販売活動を行います
6.買主との売買契約を締結します
7.実家の引き渡し手続きを行います
8.確定申告を行います

以上が実家を売却する時の手順なので参考にしてください。

実家を売却する場合は、自分の所有している家と異なり遺言書の影響や相続の分割方針などを決定しなければならないケースがあります。
また、名義変更を売却する前に行うケースもあるので時間にゆとりを持って進めることをおすすめします。

□実家を売却する時の注意点とは?

実家の売却はお金が大きく動くので慎重に進める必要があります。
そのため、実家を売却する際の注意点を以下でご紹介します。

・売却はお早めに

実家を売却する際は居住用財産の特別控除を利用することで節税できます。

居住用財産の特別控除は、自身が居住していた不動産を売却する際に適用される制度であり、譲渡所得から最大3000万円までが控除されます。
譲渡所得とは、不動産を購入時の金額を上回る価格で売却した場合に生じる「譲渡利益」を指します。
この特別控除により、売却による税金負担を軽減できます。

ただし、この特例は居住していた被相続人の配偶者が施設に入るなどして空き家となる場合でも、居住しなくなってから3年目の12月31日まででしたら適用可能です。
このように期限が設けられているので、実家の売却を検討している場合は早めに行う必要があります。

・空き家として放置しない

空き家は劣化しやすく、雨漏りやシロアリなどの被害を受ける可能性が高まります。
つまり、空き家を所有している期間が長引けば住宅としての価値が低下します。
そのため、空き家は放置せず、しっかりと管理するようにしましょう。

□まとめ

実家の売却は遺言書や分割方針を決める必要があるので、手順を把握し時間に余裕を持って進めることをおすすめします。
また、実家を売却する場合は、早めに行うことをおすすめします。
当社は不動産売却の無料査定に対応するのでお気軽にご相談ください。